学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校
ネット部活:クイズ研究会

「クイズを通して東銀座と沖縄の竹富町をつなぐ」

「新しい時代には、新しい学びの場を」 〜デジタルネイティブ世代が創る、都市と地方の垣根を越えた学びのカタチ〜

2018年12月6日16時。東銀座の歌舞伎座タワー15階。学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下N高)のネット部活、「クイズ研究会」と沖縄の竹富町に住む小中学生を映像で繋いだワークショップが開かれた。  N高とはKADOKAWAとドワンゴがつくったインターネットを利用した通信制高校。デジタルネイティブと呼ばれる今の中高生に対して「新しい時代には、新しい学びの場を」という考え方の元、オンラインとオフラインのバイリンガルを育て世界で活躍できる人材を育てる学校だ。  この日は「Qさま!!」「99人の壁」など、人気クイズ番組の制作に携わるクイズ作家の日高大介先生をお招きし、都内のN高生と竹富町の小・中学生がインターネットの映像を繋いで「クイズの作り方」を学んだ。「初めて鉛筆を使った人物は誰?」といった歴史問題や「沖縄の方言で東西南北の読み方は?」など。クイズを作る為の考え方から例題までをわかりやすく進行。小学生らも「作ってる側も頭を使うことを知った」「面白い問題を作るのは難しい」「クイズ番組を観るときには作る人のことも考えたい」などの声が上がった。次回は小学生らが問題を作ってプレゼンを行うという。

・全国各地の生徒と ネットを繋いで活動
部員は70人。活動は毎夜21時〜22時まで。早押しや作問を行う。活動は全国各地の生徒がネット音声で結ばれて行われる。部員同士、表情が見えない中で作るクイズは想像力が広がっていくという。、高校生クイズ優勝を目指して日々頑張っている

・N高は、好きなことを 探せる場所
この日、兵庫県から映像で取材に応じてくれた部長の古園さんは「引っ越しを機会に転校先を探していた時、自分の時間を作れる高校に行きたかった。ニコニコ動画が大好きだったのでN高が気になり、調べてみたら入りたい!と思った。N高は部活だけでなく、自分の好きなことを探すための時間があるところが魅力。将来の夢は、ポップカルチャーイベントの運営スタッフに携わりたってみたい。」

取材協力

学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校
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<向かって左から> 庄司 夏海さん・野田 太陽さん・日高大介先生・宇治川 翔太さん・小島 大輔さん