首里校運営管理部サブリーダー
兼 沖ゼミJr. アドバイザー
喜屋武 司さん

少人数~80 名ほどまで様々な人数に対応可能な教室

県内各地の沖ゼミの教室やそこで働く先生方を紹介する沖ゼミ教室探訪。今回は学校や塾、予備校が集中し、歴史文化の色濃く残る文教の街にある首里校をご紹介します。
モノレール儀保駅近く、運営管理部の喜屋武さんに首里校の特徴や魅力を紹介していただきました。

【首里校ってこんなところ】

ー充実の自習室環境について

喜屋武:
首里校の自習室は他の教室と同様、月曜から土曜までは朝9時から夜10時まで、日・祝日は朝9時から夜9時まで開放しています。完全に終日クローズするのは12月31日の大晦日だけ。だから、ほぼいつでも集中して自習できる環境が整っています。自習室は発語禁止で基本的に現役生と過卒生とで部屋分けされていますが、現役生の中でも成績上位者や開邦中の生徒に過卒生の自習室を一部開放しています。過卒生の自習室は緊張感があるので、より勉強に集中することができると評判です。
食事や休憩に使える部屋も別に用意されているため話し声などで勉強の邪魔をされることがありません。

ー首里高生を中心に広域から通えるアクセスの良さ

喜屋武:
沖ゼミ首里校の生徒は圧倒的に首里高校生が多いですが、交通のアクセスが良いため遠くは知念高校や向陽高校の生徒も通っています。モノレールやバスで来て、帰りは親に車で迎えに来てもらう生徒も多いですね。高3まで部活をやっている子も多いですが、インターハイの予選も終わったので、受験モードへ意識が変わり、みんな志望校合格へ向けて頑張っています。

【どんな先生達がいるの?】

ー授業で大切にしていることは?

池間:
英語を担当している池間慎之輔です。英語の授業では、生徒の反応を見てちゃんと理解しているかに気を配っています。また、1回の授業の中で特に覚えておくべき重要なことを最大3つ、繰り返し繰り返し伝えて生徒に持ち帰ってもらうことを毎回心がけています。

辻:
数学を担当している辻裕弘です。数学は嫌いな子が多いので、ちょっとでも興味を持ってもらえるように生活の中で使われている数学の話をしたり、苦手な子でも理解しやすいような説明を心がけています。また、授業中は生徒の周りを巡回して、声かけしながらちゃんと着いてこられているか確認しながら進めています。そして1回の授業で必ず1つは出来ることを増やそうと生徒には伝えています。2つも3つも欲張らないで、まずは1つずつ。小さな達成感が少しずつ数学を楽しくさせていくと思っています。

森:
Jr.(小中学生)から高校生、過卒生の国語全般を担当している森華子です。生徒には、古文・漢文・現代文まとめて全部国語だよという意識をもたせること、英語や数学など他教科と国語の関わり、また高校だけでなく小中で習ったことも実は大学入試の問題で問われるのだという縦横の繋がりを意識して伝えています。あと最近の子はデジタルデバイスの活用頻度が高く、文字を書かないので、とにかく前期は「国語は筋トレ」と言って手を動かさせる事を意識しています。現代はコンテンツが多様化しすぎていて、こちらがみんな知っていると思って使っていた例え話が通じないことが多いので、なるべく彼らがどういう言葉を使っているのか、興味があるものはなにかにも意識を向けるようにしています。だから生徒との面談がものすごく多いですね。面談の中の雑談で出てきた生徒の好きなものを片っ端から観たり聴いたりして、共通の話題を探しています。

ー国語は筋トレ?

森:
小論文とか作文とか以前の問題で、まず「書く」という体験をしてこなかった子が多数いるのが現状です。地頭が良くて漢字が読めたとしても書けない。だからとにかく書かせるのです。筋トレ並に。幸い生徒たちは素直で、私を信用して受け入れてくれるので、どんどん伸びていきます。基本が出来るようになったら、模試や大学入試の内容にも繋げていくようにしています。

【教科横断型の学びが刺激に】

池間:
森先生からもよく言われるのですが、英語と漢文の文法には共通性があって、例えば英語の関係代名詞のように、後ろから前に来る名詞を修飾するような使い方は、漢文でも同じように使えます。だから英語を学ぶには国語の力もつけなさいという風に他の教科にも横断した授業をすることもあります。国語は他のどの教科でも必要ですね。他教科の先生が授業の見学に来たり授業に参加することも多いですね。見られる僕は緊張して漢字を間違えたりしてしまいますが(笑)、首里校ではこれまで自然とやってきたことで、良い刺激になっています。

辻:
定期的にオリエンテーションがあり、各先生たちはそれぞれの教科でどのように授業をしてどのように生徒に伝えているかを共有し、違う教科であってもお互いに把握しています。違う教科の授業を見学することで、生徒の様子も把握すると共に自身のスキルアップに役立てています。

【沖ゼミ首里校の先生から得られるもの】

池間:
英語に関しては、実用性を重視していて、受験生なら共通テストや二次試験、1・2年生なら定期テストでの得点に繋がる読解力や文章の質の上げ方をサポートします。数学の辻先生は癒し系で基本怒らないですね。質問に来てくれたらどんな質問でも真摯に対応してくれます。また、数学が苦手でどうしても点を取れない生徒を丁寧に見て、1年ほどで医学科受験レベルまで仕上げて合格させたことも1度や2度ではありません。
国語の森先生は、生徒を引っ張っていく力があって誰よりも面倒見が良い。森先生は語学を扱うプロフェッショナルであり、教科横断型の授業を率先してやってくれるので、僕らもそこを真似てどんどんアップグレードしています。首里校が生徒の声をどこよりも拾いやすいのは、先生全員で生徒を見ているという雰囲気を生徒が感じ取り、信じて頼ってくれるから。そんな雰囲気をこれからも高めて行きたいと思っています。

面談室も複数あり、勉強の悩みはすぐ相談出来る!

席数に余裕があり集中出来る環境の自習室

左から

数学担当 辻 裕弘先生 首里校教室長兼 英語担当 池間 慎之輔先生 国語担当森 華子先生