Brand Story
2015年3月。
ジュクタンは、那覇市安里駅近くに佇む栄町アーケードの一角、小さな広告事務所から生まれました。
安里駅周辺は、1990年代から現在まで、塾や予備校が多く軒を連ね
沖縄の塾銀座ともいえる場所です。
ジュクタン以前は、専門学校や大学の広告・ブランドづくりを主業としていたので
塾という教育コンテンツの真ん中に事務所が
置かれていたことを、当時はあまり意識していませんでした。
2014年秋、会社として受注制作型事業の変換を迫られた時期、
安里の町を歩いてみました。
ビルまるごと、スーパーの2F、ブティックやタコ焼き屋の隣、
いろんなところに、いろんな塾が存在していました。
生徒たちはこの中から、どのような基準で入校を決めるのだろう?
予備校の学費は年間50万〜70万、塾だって月謝は1万円以上はかかる。
全国最下位の所得の沖縄、決して親御さんも楽ではないはず。
大学や専門学校の情報はオープンになり、容易に比較・検討ができる時代になっていて
その土台となる情報の可視化において、塾・予備校は遅れている印象をその時感じました。
可視化のためのノウハウは、これまで十分持っている。
情報が、見えないなら見えるようにしよう。
アイデアから約3ヶ月が過ぎた3月22日。ジュクタンは生まれました。
以降、2018年12月現在まで19号を発行。ゆいレール駅やジュンク堂、スーパー、その他多くの
商業施設で手に取っていただけるようになりました。一部の高校へは、まだ校門前で生徒へ
直接配布も行っています。また、2018年6月より本格的にweb版も稼働。
企業や中・高校との連携も急速に進んでおり
受験や勉強だけでなく、2020年より先の学びの姿まで、
いろんな方々と共にお伝えし、沖縄の人材育成へと寄与していきたいと思います。
那覇市安里交差点、安里駅周辺。塾銀座。首里向け、国際通り・宗元寺通り・
ひめゆり通りへ大小多数の塾が軒を連ねています。
当時の事務所は那覇市安里の栄町エリアのアーケードの一角。栄町は今も呑み処で有名です。
当時の広告事務所。
初版のジュクタン。AB版フルカラー56P 10,000部発行
25校の塾・予備校を掲載しました。
掲載後は新聞社からの取材問い合わせがありました。
<琉球新報リリース>2015年4月17日 誌面 にて