宜野湾市普天間

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進学校高校生向け 英語講座 スタート!

普天間にあるリベラルアーツは開講して6年目。これまでは県内看護学校受験コースと、沖縄県で英語教員を目指す方向けの英語コース、2つのコースを運営してきた。この春、3つ目のコース「高校生向け英語コース」を始動させる。「これまで、実際に学校現場で教えている英語教員の方々に教えてきて、現場の先生の英語力については十分に把握しています。また、現場の先生方の忙しさや、組まれているカリキュラムを考慮すると、学校の英語の授業だけでは難関大の試験に対応する英語力を培うのは難しいだろうとも感じています」と担当の比嘉さんは語る。  そして今春、「なんとしても難関大に合格したい!」と考えている高校生向けの英語講座がスタートする。「共通テストはTOEIC型になり、論理的に考えるというよりは、パンフレットや広告などの英語を瞬時に『さばく』能力を求める試験になっています。つまり、日常で使う英語の理解力を試す試験です。ただ、難関大の2次試験となると、各学部の学問分野に関連するエッセイや論文を読解する力が必要になります。このような試験を突破するためには共通テストの英語対策だけでは不十分です」と比嘉さんは言う。講座は、最大8名の少人数制。昭和薬科大附属高校や球陽高校などの進学校に通う高校生を対象にした講座だ。それぞれの生徒の英文法の理解度を確認しながら、赤本や英字新聞の他、独自の教材を活用し英文読解の精度とスピードを上げる。時事問題や様々な分野の知識を英文で習得することが目標だ。さらに、一方向ではなくインタラクティブな授業を展開することで、生徒が自身の理解を深めることとなり、さらには生徒同士で学ぶ環境を作れると考えている。 「難関大学を目指すならば遅くとも高2の夏ごろには、英語の受験勉強をスタートさせてほしい」とのことだ

正しい勉強法で 基礎からしっかりと

沖縄県内5校すべての看護専門学校の受験に対応可能なリベラルアーツ。各校の合格実績を把握しているので、正しい受験勉強のやり方や志望校の選び方などを学ぶことができる。学校の定期試験とも大学受験とも対策の仕方が異なるため、知識のメンテナンスをしながら長期的な目標を立て計画的に勉強を実行するリベラルアーツのスタイルは、3年後に国家試験を目指す際の土台にもなる。  また、リベラルアーツでは沖縄県で英語教員を目指す方向けのコースも設けている。昨年度は、高校英語の1次合格者が4名、中学英語の1次合格者が4名という実績(最終合格者は6名)である。 「入校した時には『え!?この英語力で英語教員!?』と思っていた方が、仕事をしながら血のにじむような努力をし、徐々に実力をつけていきます。中には数年かかって正規の教員になっていく方もいますが、こんなふうに必死になって英語教員となった方が、授業内外で生徒に寄り添った指導ができるのだな、と感じています」と担当の比嘉さんは語る。  コロナ禍における対応として、急な発熱などで対面授業を受けられない生徒のためにオンライン授業や、受講生のみが閲覧できるストリーム配信も行っている。