2年生の ”中だるみ ”をどう乗り切るか。

浅野:いつ頃から志望高校のことを考えるようになったの?

濱川:2年生の終わり頃ですね。塾で入試の過去問をやって、卒業生たちの受験生活の体験談を聞いてからかな。今の自分がどこの高校にいけるのか?を塾の先生に聞いて、それならもう一つ上の高校を目指そう!と思って頑張ることにしました。

浅野:そうそう。3年生に上がる頃にはしっかりと志望校が決まっていたよね。さすがだったよ。

濱川:でも実は『2年生は中だるみをする生徒が多い。』って何度も聞いていたんですが、案の定私も中だるみしてしまいました。

浅野:お母さんが『このままじゃダメよ!』って伝えてくれたこともあったよね。基準 の高い家庭環境だと関心したよ。もし今から2年生のころの自分に声をかけるとしたら、 何を伝える?

濱川:『1年生で出来たことを2年生でも続けなさい。』と伝えたいです。あの頃は同級生の6割くらいが中だるみだったように感じます。でも、その時に頑張っていた4割の人は受験生になって余裕をもって入試に挑めていた様に思います。ずっと全力疾走でなくても手は抜くな、と。その後は、当たり前の生活態度で過ごして、点数を上げるだけですから。

浅野:中学1年生は新しい環境への緊張感がある時期だよね。定期テストは新鮮な気持ちで挑めるし、努力した分の結果も出しやすい。でも、2年生になると緊張感を失う生徒が毎年多くいるよ。定期テストの中身と結果にも慣れてしまい、自分の中で価値観が出来上がってしまうんだ。1年生のころの緊張感を程よくキープして、結果も維持できれば学校生活では充分に評価される。塾の先生と相談しながら、志望高校に合格するために必要な情報もこの時期に手に入れたいね。受験は長いマラソンの様な挑戦 だからこそ、ペース配分が大切だね。

<今回のまとめ>  〜志望校はこの冬から、考えはじめよう〜

<参加者>
写真左:濱川小羽さん 那覇国際高校1年
写真右:浅野 太輝 アサノジュク代表

<湊川本校>

<浦添校>