奇跡をおこす夏

受験勉強は、スポーツの試合とも似ている。相手のレベルや傾向を探っていって、それに勝つための力を備える。傾向を見ていくと、いつも同じ特徴がある場合もあるし、相手が急に作戦を変えてくる場合もある。

受験の場合は人によって苦手科目、苦手分野もあるが、嫌な部分だからこそ克服する時間を作る必要がある。敵のレベルも基本レベルから、少しひねって考える問題、スピードと量を必要とする問題もある。

沖縄県立高校入試の場合は、中学校3年間の内申が4、当日の点数が6の比率でみる学校が多いので、半分弱も影響する内申点をとっていく事も重要になってくる。

テストの点数は良いのに内申が思ったよりはとれてなかったり、内申は良いがテストの点数はもう少しとれそうだったりする場合もあるので、三観点評価を意識しつつ、内申、得点をバランスよくとっていくためには、一夜漬けの訓練ではなく、日頃から少しずつ備えていく必要があります。

これまで沢山の受験生の様子をみてきましたが、今までのんびりしていたような子も、急に飛躍的に点数を伸ばす事がある。特に入試の前は、お尻に火が付いたように得点を伸ばす子が多い。

入試の時に、ミラクルといっていいほどの得点をとる生徒さんも沢山みてきた。しかし、奇蹟は偶然におこったのではない。それはこれまで避けていたり、苦手としていたものができるようになった時にそういう現象がおこる。  奇蹟をおこすには、付け焼刃の対策にならないよう、今からしっかり備える必要がある。 (塾長 岡田 崇)

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