沖縄受験ゼミナールでは、入試までの残り少ない期間に効率よく勉強するための方法が身に付くマニアワス講座を行います。今回は、夏期講習前までの心得も含めて、各校の講師が対談します。

部活をやり切ってからでも 受験勉強は間に合う! マニアワス講座で遅れを 取り返そう

ーマニアワス講座について教えてください

上原 この時期は、まだ部活動に専念している受験生も多いですね。学校のない土曜日と日曜日は本来であれば受験勉強に充ててもらいたいところですが、部活の練習や大会で忙しく「勉強のための時間が確保できない」という生徒もいます。ですので、インターハイが終わるタイミングで、入試に間に合わすという意味で「マニアワス講座」を開講します。

前澤 これまでマニアワス講座の対象は高校3年生のみでしたが、今年は過卒生(浪人生)も対象になります。受験生にとって最も重要度の高い夏期講習が始まる前に、勉強の方法や心の持ち方、受験に対する姿勢などを改めて身につけてほしいと思っています。数回の授業で知識や理解が追いつくことは難しいかもしれませんが、この講座を受けることでモチベーションアップに繋がると嬉しいです。1日24時間という平等に与えられた時間をいかに有効に使うか。高校生は学校が終わった後、浪人生の場合は丸1日勉強のための時間が確保できると思うので、できるだけ効率の良い勉強方法を理解しながらスケジュールを立てていきましょう。受験勉強に乗り遅れてしまった生徒も、今からでも間に合います。そのような生徒のためにもマニアワス講座があるので、上手に活用してください。

上原 受験で思うような結果が得られなかった過卒生は、ネガティブな気持ちを引きずってしまい、そこからなかなか立ち直ることができずにいる…ということが珍しくありません。受験勉強はもちろんですが、メンタル面のケアができていないと、受験の壁を乗り越えるのは、なかなか厳しいです。個別面談の時間を設けて相談にのったり、LINEでメッセージのやり取りをしたり。メンタルヘルス対策も、私たち講師や受験アドバイザーはしていますので、ひとりで悩みを抱えるのではなく、相談してください。受験では自己肯定感を高めることもかなり重要になってきますので、マニアワス講座ではその部分も大切にしています。

松田 これまでいろんな生徒を見てきましたが、インターハイまで部活を頑張って、その後、県外の国公立の学校を目指していく子たちは、底力のある生徒が多いように感じています。

前澤 そうですね、部活動をやっている生徒って、馬力がある子が多いですね。苦しい時に踏ん張りが効く、という傾向があります。さらに、限られた時間の中でバチっと集中できる子が多いですね。「最後の大会に向けて練習を頑張るぞ!」という感じでしょうか。部活で培ってきた体力や忍耐力、集中力は必ず受験勉強にも役立ちます。

上原 マニアワス講座では、別の取り組みとして、推薦入試を受ける受験生を対象にしたオリエンテーションも実施します。最近はほぼ全ての大学で推薦入試(学校推薦型選抜)が行われているので、推薦受験を希望している生徒に向けて、受験までの流れや、出願書の志望理由の書き方について詳しく解説していきます。さらに、思考力や判断力、表現力を鍛えるSDGsカリキュラムの体験会も行います。

那覇本校 泉崎校室長
前澤 洋介さん

ー夏期講習前に身につけておいた方が 良いことはありますか?

前澤 基礎力です!科目や志望校によってもその基礎は変わってくると思いますが、マニアワス講座の中で《勉強のやり方》を身につけてから夏期講習に挑んでほしいです。ただ、一番大事なことは「私は受験生なのだ」という自覚と覚悟を持って過ごす事かもしれません。

上原 進路を明確に決めること、ですね。高校3年生の場合、夏期講習前に全統共通テスト型模試の結果が返ってきます。その結果がD判定だったとしたら、第一志望の学校を変更するべきなのか、それとも志望校は変えずに頑張るのか、考える必要が出てきますね。もし志望校を変えるとなった場合は、受験科目はどうするのか…など、他にも考えないといけないことが出てきます。夏期講習前にハッキリとした目標があった方が受験勉強を計画通りに進めていきやすく、成績も伸びやすいので、目標(志望校)が決まっていない生徒とは、そのような話もしっかりとしていきます。

松田 前澤さんから《覚悟》という言葉が出ましたが、夏はやはり受験にとってとても大事な時期ですね。ずっと部活を頑張ってきた子は、今まで部活にあてていた時間をそのまま勉強の時間にシフトできるのが理想的です。この夏を有意義に過ごすためにも、夏までの1ヶ月間、勉強のフォームを身に付けて、勉強を習慣化させてほしいです。 上原 夏期講習は授業時間が増えますので、私たちも必死です。気合いしかないですよ(笑)。あっという間に夏は終わってしまいますから。

首里校室長
松田 悠さん

私たちが一緒に戦うから 一緒に頑張っていこう

ー受験生にメッセージをお願いします。

松田 将来の自分を想像してみてください。私たちも全力でサポートしていきますので、夢に向かって一緒に頑張っていきましょう。

前澤 受験生はどうしても楽しい方に流れやすいと思います。我々大人もそうですね(笑)。ですが《目先の楽》を追ってしまうと、後々絶対に後悔しますし、苦労するんです。今を楽しみたい気持ちはよく分かりますが、来年の夏楽しく過ごすためには、いま努力をしないといけないんです。厳しいことも言うかもしれませんが、一緒に頑張っていきましょう。

上原 ひとりひとり進路は異なりますが、全員《受験生》ということは共通ですね。どんどん大人を巻き込んでください。私たちも一緒に戦います。志望校合格に向けて頑張っていきましょう。

沖縄本校 普天間校室長
上原 健太郎さん

浜学園グループ
沖縄受験ゼミナール

那覇市安里2-9-11 ハマ・ブリーゼ那覇第1
那覇市松尾1-20-15レジデンス松尾1F
那覇市首里鳥堀町4-21 沖縄市胡屋2-1-65 ハマ・ブリーゼ沖縄
宜野湾市普天間1-25-21

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