「中学受験は模試から始まる」

松田 学校では新年度が始まり、連休も明け落ち着いてきたころですね。でも、受験生の6年生にするといよいよカウントダウンが始まったという感じでしょうか。

太田 そうですね。例年、沖縄県では12月第1週の土曜日に開邦中学・球陽中学をはじめとする公立中高一貫校が、1月に入って、第2週の土曜日に興南中学、翌日の日曜日に沖縄尚学中学、第3週の日曜日に昭和薬科中学と入試が続き、その日程の合間に県外の私立中学が沖縄県を会場に受験を行います。ですからすでに本番まで8か月もありません。

松田 そうすると新年度が始まったからといってうかうかしていられませんね。

太田 6年生の皆さんはもちろんそうですが、だからといってその前の学年の皆さんものんびり構えていていい、ということではありません。受験勉強を始める時期は一般では小4~小5生となっていますが、せっかく始めるのであるならば、遅いよりは早い方がよく、中学入試の問題は4年生の内容から出題されますから、特に小4生の皆さんは今からしっかりと力をつけてほしい、と思います。 知っていれば得をする算数問題 太田 次の図形を見てください。これは令和5年度の開邦中学・球陽中学などの公立中高一貫校の適性検査Ⅱで出題された問題の類題です。

松田 かわいらしい図形ですけど、どんな風に解いたらいいでしょうか。

太田 この図形は「ヒポクラテスの三日月」とよばれます。答えは6平方センチメートルです。2つの斜線部の面積の和と、半円に内接している直角三角形の面積は常に等しい関係にあります。ですから、この問題は斜線部に着目するのではなく、半円内の直角三角形に着目して解きます。

松田 なるほど。知っていればすぐに解けるわけですね。

太田 そうです。そのようにして解ける問題が算数にはたくさんあります。なぜそうなるのか?と疑問を持つことも大切ですが、沖縄県の多くの学校では算数は50分です。解法を知識として知ってさえいれば補助線を引いたり、図形を分解しなくても答えを導き出すことができ、得点力も上がります。時間内により多くの問題を解くことは合格への第1歩となります。

太田 入試問題には解くのにある程度の時間を要する問題と、比較的短い時間で解くことのできる問題が混在しています。ですから、受験生の皆さんは多くの問題を解いて経験値を上げてください。また、これから中学受験を始めようと考えている皆さんも、今ならまだ間に合います。

松田 ガゼットでは夏休み前の確認イベントということで、6月11日(日)に第一回開邦中×球陽中模試、6月18日(日)に昭和薬科合格判定テストを実施します。どちらの模試も一般の方も受験できます。

〈ここがガゼット模試の強み!〉
※最新の出題傾向に基づいた問題を厳選。制限時間も実際を想定してハードルは高めに設定されています! ※本番までの課題が明確になり、夏に向けた「受験への意識」が向上します!

松田 参加された皆さんには受験に役立つ付加資料を差し上げます。また、ガゼットに通われるお父様・お母さまには受験特典として、ガゼット主催のオンライン保護者セミナーにご招待いたします。毎年、最新の受験情報をお届けしており、ご好評をいただいているセミナーです。

〈ここがガゼット模試のメリット〉
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田 申し込み締め切りは第一回開邦中×球陽中模試が6月5日(月)、昭和薬科合格判定テスト6月12日(月)までとなります。定員に達し次第、締め切りますのでお早めにお申し込みください。

太田 受験勉強は難しい問題がたくさん出てきますが、前向きな気持ちで、ぜひ一緒に勉強しましょう!

企画戦略部 部長 太田 真光さん :広報担当 松田 麗香さん

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