2024(令和6)年度の中学入試は終了しました。本稿では出題問題を分析し、開邦中学・球陽中学と昭和薬科中学の入学検査・入試問題を振り返ります。

学習受験社ガゼット 受検統括部 部長  太田 真光さん

【公立中高一貫校(開邦中学・球陽中学)】

ここ数年、1次合格者(初回での合格者)の得点が非常に高い傾向が続いていますが、令和6年度検査でも開邦中学では適性検査で9割前後、球陽中学では8割強の得点できなければ、合格ラインに届かない出題レベルとなっていました。受検したガゼット生の中には適性検査Ⅰで100点の生徒もいたことから、開邦中学、球陽中学に合格するためには、幅広く深い知識を身につけた上で、些細なミスをしないことが必須条件といえます。
加えて調査書も加味されることから、普段の学校での様子も合否を分ける材料だったと言えます。つまり合格するためには、
「標準レベルの問題を解ける力」

「速く正確に解ける処理能力」

「学校・塾などでの学習姿勢と態度」
などが重要な要素となるということです。ガゼットでは合格に向けて
「県内中学入試の特化カリキュラム」

「標準レベルの問題演習・速解力の強化」
の指導を重視し、それらを効果的に伸ばせるデジタルコンテンツ(中学受験学習アプリaim@、速解力アプリTERRACE)と「担任制による学習全般に関するアドバイス」を重点事項として今後も強化してまいります。

【昭和薬科中学】

昭和薬科中学では各教科の解答用紙のデザインが従来と変更になりました。また、令和6年度は昭和薬科大学附属高等学校の創立50周年を迎えるということで、創立日と母体である昭和薬科大学の所在地を問う問題が出題されました。生徒から回収したアンケートを見ても印象に残る問題だったようです。その他、算数の計算問題で出題された9桁と9桁のかけ算111111111×111111111も印象的だったようです。

これら中学の出題傾向や合格得点などに関する詳細は6月にガゼットが主催する『保護者教育セミナー』にて詳しくお話します。昭和薬科中学の問題に対応するためには、
「標準~応用レベルの問題を解ける力」

「新しい視点やさまざまなアプローチになれておく能力」

「処理能力、集中力・体力(算数が最終科目なので疲労感のある中での複雑な処理)」
などを身につけることが重要な要素となります。

また、さまざまなアプローチを早い時期から楽しく学べるよう、小2・小3の「探Qガゼット」も開講致しました。今後も、県内中学入試の合格指導に特化しつつも、総合的な指導を重点事項として強化してまいります。

ガゼットではお子様の学力向上と志望校合格に全力を尽くします。

これから中学受験をはじめようとお考えのみなさま、ガゼットにぜひお任せください!

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