『地蔵本願経』(8世紀)から読み解くもの@儀間研究室 / 儀間 敏彦(東海大学 教授)
Ⅰ.はじめに 儀間「あー、もしもし、おはようございます。あのー、わたくし内閣総理大臣、高市早苗、です。」石渡先生「わっはっは。儀間先生、熊本ではお世話になりました」。 儀間「石渡先生、僕の電話は用がないという用が私の電話です。急ぎでもなんでもないので、石渡先生も暇なときは、僕に電話ください。情報交換しながらこれからもお願いします」 と、挨拶。そしたら、偶然にも、その日の午後に、ジュクタンから石渡 [...]
Ⅰ.はじめに 儀間「あー、もしもし、おはようございます。あのー、わたくし内閣総理大臣、高市早苗、です。」石渡先生「わっはっは。儀間先生、熊本ではお世話になりました」。 儀間「石渡先生、僕の電話は用がないという用が私の電話です。急ぎでもなんでもないので、石渡先生も暇なときは、僕に電話ください。情報交換しながらこれからもお願いします」 と、挨拶。そしたら、偶然にも、その日の午後に、ジュクタンから石渡 [...]
左から 石渡先生 儀間先生 瀧上先生 サッカーの名門・市立船橋高校から愛知東邦大学へと活躍の場を移した石渡先生。全国制覇を成し遂げた指導者として、また現在は大学で教鞭を執る教育者として、チームビルディングと人材育成の第一線で活躍を続けています。今回のインタビューでは、チームスポーツから学校経営、そして家庭や塾といった様々なコミュニティにも通じるチーム作りの本質について、豊富な経験に基づいた貴重 [...]
Ⅰ.はじめに 僕は、ずっと、バレーボールが好きで、大学の専門課程も、排球(はいきゅう)が転じて、配給・流通マーケティング論を専攻した。 ここで、マーケティング論とは何か、と言えば、まず第1に、そのもの(of)を宣伝普及する活動と、もうひとつは、それを通して(through)何を語るか、という2つの側面・意味がある。たとえば、大学でキャプテンをしているころ、私は「二人」という文字を通して、説明した [...]
進歩は常識の“外”にある オーガニックファテライザー 三輪晋(宮崎県都農市出身) 農業の世界では、常識を超えた発想が革新をもたらすことがあります。今回の「儀間研究室から見た教育論」では、番外編として儀間先生と親交の深い宮崎県都農(つの)市を拠点に長年全国で農業指導を続けるオーガニックファテライザーの三輪晋さんを紹介します。ファテライザー(fertilizer)とは直訳すると肥料。広義には「豊か [...]
一 はじめに 文部科学省は、令和4年、「いじめの状況および文部科学省の取組について」の調査結果を公開した。いじめの認知件数は、615,351件(前年度 517,63件)であり、前年度に比べ98,188件(19・0%)増加と、前年度より9万 8,188件(19・0%)増加し、過去最高となった。 私の問題意識はここにある。私は、仕事柄、経営学や経済学など、大学で専門科目を修めている目線から、私論で [...]
Ⅰ.はじめに 芥川龍之介(1892〜1927)著『蜘蛛の糸』はご存じだろうか? 本書は、地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ「蜘蛛の糸」に対して、自分だけが助かろうとする、エゴイズムによって、「蜘蛛の糸」が切れてしまう、という内容。この作品にふれたのは、高校の時であった。今、私は、 俺が、俺が、と「我」を張り続けると、お天道様からの「蜘蛛の糸」が断ち切られないか心配する。だから、「良い」と [...]
1.はじめに 「私は、見た通りデブだ。メタボだ。そして、晩年は、お坊さんを目指している。だから、『メタ坊主』、今日のメタバースのお話は、・・・」こんな切口から、昨年2024年、1月下旬、長野県学輪IIDAで講演した。それを大学に報告したら、今年度4月から「メタバースを利活用した社会教育の方向性」というテーマで、プロジェクト研究予算がついた。嬉しかった。 図1.学輪IIDA 2.学会 [...]
Ⅰ.はじめに 今年9月上旬に、熊本城ホールで、第88回日本心理学会全国大会が開催された。日本心理学会は、1927年(昭和2年)に創立された歴史ある学会の一つである。知り合いの研究仲間も熊本にやって旧交を温めた。3日間にわたって開催された大会プログラムは実に多彩で、約2700人が参加する大きな会議であった。 図1.日本心理学会ホームページ https://psych.or.jp/ Ⅱ. [...]
Ⅰ.はじめに 「ぼろは着てても こころの錦。」この歌が流行っているころ、沖縄県バレーボール協会は、みんなで日本一を目指していた。その結果、沖縄銀行男子バレー部は、全国制覇13連覇という偉業を成し遂げた。あの成功体験は私に勇気と希望を与えた。 私は「人のやれない ことをやれ~」とばかりに大学院に入学した。私の目標は、大学教員になること。それを両親に伝えても、誰に言って笑われた。しかし、他人は関係な [...]
Ⅰ.社会的課題の問題解決の糸口〜絵本出版の意味。 はじめて、絵本の脚本を書いた。絵本と言うと、子どもたちを対象としていると思われがちだが、大人が読んでも、大丈夫な脚本を心がけて執筆した。そしたら驚いた。本書が、絵本・児童書ランキング1位、絵本部門1位、読み物部門1位、と、3冠を達成することになった。大変な成果となった。 絵本は、読み聞かせという作業によって、大人から子供まで、対象領域として年齢層 [...]
一 慈悲の心 図1に示された壁画の文字が読めるだろうか? これは「大悲」と書いてあり、その意味は、仏の「慈悲の心」を示す。「大悲」「慈悲の心」を辞書で調べると、仏や菩薩が人々や生命あるものの苦しみや苦悩を除きそこから救い、楽、幸福を与える心くばりを指す。そうであるなら、慈悲をやさしく言うと、親切な心、やさしい心、あたたかな心となる。 少し古い言い方ですと「なさけ」「なさけ深いこと」と言える。 [...]
一 はじめに 中学時代から「マーフィーの成功法則」は数多く読んでいる。マーフィーは、潜在意識に、自分の成功イメージを与え「自己暗示」にかければ、自分のイメージ通りに「成功」すると、説いた(図1)。「思考が現実化する」ことは、身をもって体験してきた。私にとってのマーフィーは、第1に、石川中学時代(現在のうるま市)に「第1回松平杯(バレーボール大会)」で、沖縄県大会で優勝したとき、第2に、大学でバレ [...]
一 はじめに 「威張らない」「人を責めない」そして「(問題解決のための)努力は怠らない」という3つの心は琉球の精神文化である。又吉(又吉正治『琉球文化の精神分析①――霊魂とユタの世界』月刊沖縄社、1987年)は、これを祖先崇拝「御願(ウグヮン)」の行動様式で説明した。 たとえば、又吉は夫の浮気を解決した妻の行動を紹介する。夫の行動(浮気)が発覚したとき、妻は夫の霊魂(マブイ)もしくは無意識(シニ [...]
内閣府は、日本を含めた7か国の満13歳~29歳の若者を対象とした意識調査を行った。残念なことに、日本の若者は、諸外国と比べて、「自己肯定感(self-esteem)」が低いばかりか(図1)、意欲もなく、毎日を憂鬱と感じ、将来に対して明るい希望をもっていない、ことがわかった。 図1 自己肯定感の低さ「自分自身に満足しているか」 総務省 今を生きる若者の意識調査(国際比較)、2023年 [...]
一 はじめに 「いじめ」の構造 文部科学省は、令和4年、「いじめの状況および文部科学省の取組について」の調査結果を公開した。いじめの認知件数は、615,351件(前年度 517,63件)であり、前年度に比べ98,188件(19・0%)増加と、前年度より9万 8,188件(19・0%)増加し、過去最高となった。 私の問題意識はここにある。私は、仕事柄、経営学や経済学など、大学で専門科目を修めている [...]