芥川龍之介「蜘蛛の糸」から読み解くもの@儀間研究室 / 儀間 敏彦(東海大学 教授)
Ⅰ.はじめに 芥川龍之介(1892〜1927)著『蜘蛛の糸』はご存じだろうか? 本書は、地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ「蜘蛛の糸」に対して、自分だけが助かろうとする、エゴイズムによって、「蜘蛛の糸」が切れてしまう、という内容。この作品にふれたのは、高校の時であった。今、私は、 俺が、俺が、と「我」を張り続けると、お天道様からの「蜘蛛の糸」が断ち切られないか心配する。だから、「良い」と [...]
Ⅰ.はじめに 芥川龍之介(1892〜1927)著『蜘蛛の糸』はご存じだろうか? 本書は、地獄に落ちた男が、やっとのことでつかんだ「蜘蛛の糸」に対して、自分だけが助かろうとする、エゴイズムによって、「蜘蛛の糸」が切れてしまう、という内容。この作品にふれたのは、高校の時であった。今、私は、 俺が、俺が、と「我」を張り続けると、お天道様からの「蜘蛛の糸」が断ち切られないか心配する。だから、「良い」と [...]
首里校運営管理部サブリーダー 兼 沖ゼミJr. アドバイザー 喜屋武 司さん 少人数~80 名ほどまで様々な人数に対応可能な教室 県内各地の沖ゼミの教室やそこで働く先生方を紹介する沖ゼミ教室探訪。今回は学校や塾、予備校が集中し、歴史文化の色濃く残る文教の街にある首里校をご紹介します。 モノレール儀保駅近く、運営管理部の喜屋武さんに首里校の特徴や魅力を紹介していただき [...]
1.はじめに 「私は、見た通りデブだ。メタボだ。そして、晩年は、お坊さんを目指している。だから、『メタ坊主』、今日のメタバースのお話は、・・・」こんな切口から、昨年2024年、1月下旬、長野県学輪IIDAで講演した。それを大学に報告したら、今年度4月から「メタバースを利活用した社会教育の方向性」というテーマで、プロジェクト研究予算がついた。嬉しかった。 図1.学輪IIDA 2.学会 [...]
Ⅰ.はじめに 今年9月上旬に、熊本城ホールで、第88回日本心理学会全国大会が開催された。日本心理学会は、1927年(昭和2年)に創立された歴史ある学会の一つである。知り合いの研究仲間も熊本にやって旧交を温めた。3日間にわたって開催された大会プログラムは実に多彩で、約2700人が参加する大きな会議であった。 図1.日本心理学会ホームページ https://psych.or.jp/ Ⅱ. [...]
沖ゼミは、毎年春に新卒採用をしています。今年の新入社員は新卒・既卒の中途採用を含めて計8名。中には元沖ゼミ生も多くいます。意欲あふれるフレッシャーズの皆さんに、内側から見た沖ゼミについて語っていただきました。 沖ゼミフレッシャーズ座談会 〜様々な経験を経て沖ゼミ社員に〜 高多 光歩さん 英語担当 島尻 登夢さん アドバイザー 権藤 大樹さん 理科担当 徳 [...]
Ⅰ.はじめに 「ぼろは着てても こころの錦。」この歌が流行っているころ、沖縄県バレーボール協会は、みんなで日本一を目指していた。その結果、沖縄銀行男子バレー部は、全国制覇13連覇という偉業を成し遂げた。あの成功体験は私に勇気と希望を与えた。 私は「人のやれない ことをやれ~」とばかりに大学院に入学した。私の目標は、大学教員になること。それを両親に伝えても、誰に言って笑われた。しかし、他人は関係な [...]
新都心アップルタウン校 教室長 山田雄二さん 「個別教室のトライ」は完全1対1の個別指導塾。相性のよい講師が専任制でマンツーマンの授業を行うので、わかったつもりを防ぎ、着実に苦手克服できる。また、授業を担当する講師とは別に正社員の教室長が夏休みの学習を徹底サポート。一人ひとりにオーダーメイドカリキュラムを作成するから、本当に必要な学習だけに注力できるのも特長の一つ。もちろん、学校の宿題の [...]
今回は、トレン校長と沖ゼミ各校舎の室長の方に集まっていただき、夏期講習についてそれぞれの校舎での取り組みや心構えについてお話いただきました。参加者:吉浜 由さん(運営管理部GL) 前澤 洋介さん(那覇本校室長) 上原健太郎さん (沖縄本校 普天間校室長) 池間 慎之輔さん(首里校室長代行) 夏本番。受験シーズンも本番。 沖ゼミではこの夏をどう攻める? Q 沖 [...]
Ⅰ.社会的課題の問題解決の糸口〜絵本出版の意味。 はじめて、絵本の脚本を書いた。絵本と言うと、子どもたちを対象としていると思われがちだが、大人が読んでも、大丈夫な脚本を心がけて執筆した。そしたら驚いた。本書が、絵本・児童書ランキング1位、絵本部門1位、読み物部門1位、と、3冠を達成することになった。大変な成果となった。 絵本は、読み聞かせという作業によって、大人から子供まで、対象領域として年齢層 [...]
今回は沖ゼミ教務部部長の町田先生により、生徒の基礎学力の定着を目的とした「入試基礎力徹底講座」についてお話いただきました。講師陣は、生徒が表面的な知識しか身につけていないことを危惧し、夏休み前の6月に基礎力を徹底的に養成する講座を開催することになりました。講座では、各教科の基本的な学習方法を伝え、生徒一人ひとりに合わせた指導を行うことが強調されました。また、講座後も面談などを通じ [...]
個別指導アクシスは全国に展開する地域密着型の個別指導塾。首里石嶺校は、県内22校の中でも広めの校舎を誇り、クラシックやジャズが心地よく流れる落ち着いた環境が整っている。 アクシスは教室での1対1または1対2の個別指導の他、オンライン指導もコロナ前から取り入れ、現在では最新のAI技術と長年蓄積したデータとかけ合わせて多角的に指導にあたる。中学校の教科書に対応したAIシステムにより、万全な定期テス [...]
一 慈悲の心 図1に示された壁画の文字が読めるだろうか? これは「大悲」と書いてあり、その意味は、仏の「慈悲の心」を示す。「大悲」「慈悲の心」を辞書で調べると、仏や菩薩が人々や生命あるものの苦しみや苦悩を除きそこから救い、楽、幸福を与える心くばりを指す。そうであるなら、慈悲をやさしく言うと、親切な心、やさしい心、あたたかな心となる。 少し古い言い方ですと「なさけ」「なさけ深いこと」と言える。 [...]
今回は沖ゼミ高等部の各科目主管(国語科は代理)が集結。共通テストが終わったばかりですが、早速今年の大学受験を振り返りました。 センター試験から変わって3回目の大学入学共通テスト 今年の共通テストで、各教科の傾向をそれぞれ教えて下さい 津波(数学) 今年は昨年に比べるとやや難化したように感じました。大きな変化はありませんでしたが、後半の問題が昨年に比べて少し難しか [...]
開塾3年目のかんざわ英進塾は、学びの好循環を生むために、生徒の自主性と計画力を伸ばす指導を大切にしています。新学年スタートにあたり、塾の唯一無二の強みを紹介します。 ●ホンモノの英語 基本的に全科目を指導しますが、最重要科目であり将来も必ず使う英語に力を入れています。他科目と較べて、英語は自主学習だけでは限界があるからです。 例えば、英作文添削やスピーキング練習。難関国立大入試前に50問 [...]
はまキッズ(幼児教室)、進学教室浜学園、沖ゼミJr.(中等部)、沖ゼミ(高等部)と、幼児期から大学受験までの学びを一貫して受けられる浜学園グループ。その指導者が一同に介して座談会を行いました。 それぞれの学びの行き着く先は、大学合格とその先の未来 -それぞれの学びの特徴を教えて下さい- 與儀 はまキッズは、浜学園グループの一番下の年齢層、いわば土台の部分を担って [...]